
夢元無双のけん先取り替え作業
イワタ木工のスーパーけん玉「夢元無双」には、大きく分けて、ノーマル夢元無双と夢元無双インフィニティの二通りがあります。
ノーマルの方は、けん先が樹脂になっていて、これを取り替えることによって、けん先を長持ちさせられます。一方、インフィニティの方は、けん先そのものを取り替えられるようになっています。
今回は、先日購入した「夢元無双インフィニティ木組み」のレビューを兼ねつつ、けん先の取り替え作業をやってみたいと思います。
半年ほど前に購入した「夢元無双インフィニティ・ブルースモーク」には、予備のけん先が2個付いていました。こいつを「インフィニティ木組み」に取り付けます。
木組みのけんを・・・

バラします。

「インフィニティ」のけんは皿胴の上下から、ネジを回すようにして挟み込みます。そのため、遊んでいる最中にけんが皿胴から抜けることはありません。
けん先および、けんに金属のネジ機構が埋め込まれているということは、月面着陸が安定しやすいと思うのですが、どうなんでしょうか。
皿胴の下側です。

糸通し穴に段差が付いており、ここに糸の結び目を格納することができます。結び目が皿胴の外に出ないので、見た目がスッキリします。
木材の色が濃いけん先を取り付けました。

これは、二回転飛行機をやるときに、けん先を見やすくするためと、周りの人たちをビビらせるためです。こいつを見せれば、
「あの人、きっと、けん玉の腕も上手いに違いない」(ひそひそ・・)
と思ってくれるかもしれません。
しかし、実際に技をやると下手だってことがバレるので、技を見せてはいけません。
人前で、けん玉は見せびらかすけど、技は見せない。
♪そいつがオーレのやり方〜
けんと玉を取り付けたら完成です。

けんの方には、蜜蝋ワックスけん玉補強協会を塗りました。木肌の色が若干濃くなり、高級感が5%ほどアップしました。


それにしても、このけん玉の玉の加工技術は素晴らしい。木組みの技術を使っていると言われなければ、マスキングテープを貼って、上から塗料を塗ったのだろうと見間違うほどです。
模様部分の継ぎ目には、段差がまったくなく、指先で触ってもなめらか。
まさに、職人技です。
このけん玉で、一刻も早く二回転飛行機をやりたいのですが、時刻は現在午前3時半。
近所迷惑になるので、日が昇るまで待たなければなりません。
以上、現場からお送りしました。